Intel開発のCurieによって、スポーツが変わる。
Intelがボタンサイズの小さなコンピューターを開発しました。
出典:http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/wearables/wearable-soc.html
なんと、この小さなものの中に32ビットプロセッサのQuark SE SoC、384Kバイトのフラッシュメモリ、80KバイトのSRAM、Bluetooth LEの通信機能、6軸センサー、バッテリー充電回路などが搭載されています。
Intelの技術は、とてつもないですね、、、
肝心のCurieの採用先、、、
様々な業界で活躍するようなのですが、その中でも、スポーツ業界が大きく注目されているのです。
例えば、スポーツを行う上で大切なフィットネスウェアー業界では、Chromatというブランド採用しており、Curieを搭載したAeros Sports Braを開発しています。
このスポーツブラは着用者の体温や発汗を感知し、3Dプリントパーツと形状記憶合金で構成された部分を動かし、身体を冷却するための通気口を開閉するシステムが組み込まれています。
つまり、体温、発汗、皮膚呼吸などを検知し、運動中に最高のパフォーマンスを発揮できるよう調節してくれるフィットネスウェアーなのです。
これを使用すれば快適にスポーツが楽しめそうです。
他にもCurieは、スポーツ観戦の楽しみ方も増やしてくれそうです。
現在、アメリカのスポーツ専門テレビ局であるSPNとCurieとのコラボレーションを発表しています。
その内容はというと、冬季エクストリームスポーツの祭典「X Games Aspen 2016」において、選手が着用したCurieによるデータの計測を放送するようです。
出典:http://thetraveljoint.com/2016-winter-x-games-aspen/
男子スノーボード競技のスロープスタイルとビックエアの両競技においてCurieを組み込み、空中での回転、ジャンプの高さや距離、速さ、着地時の力のかかり方など、演技データをリアルタイムに視聴者へ提供します。
これにより、映像で見るだけでなく、数字で競技の素晴らしさを感じることが出来る、新しい視聴体験を実現しようとしています。
このように、Curieはこの先、スポーツをする側にも、観る側にも、大きな変革を起こしてくれるでしょう。
楽しみですね!